冬眠からのお目覚め
我が家から2分ほどのお宅で20数年間冬眠していたバイクが目覚めました。ホンダがトライアルを広めようとのコンセプトで1973年に開発されたバイアルスTL125、公道走行可能トライアルバイクとして日本で最初に発売された。このバイクのおかげでトライアルがスポーツとして広まりました。と言うわけで非常に貴重なバイクです。20数年間の野ざらし状態で大分痛んでいたが、4月からレストアを始め本日、95%完成デビュー。
レストアのコンセプトは次のようにきめた。
1,新品同様のピカピカにはしない。
2,ずーと乗り続け、よく手入れされた状態とする。
3,メカ部分はオリジナルに近づける。
4,電気系は接触不良などトラブルが多いのでライトをLED化しバッテリーレスとする。
122ccと小さなエンジンですが、低速トルクが強く、半クラッチなしでも斜面をトコトコ走れます。トライアルを始めて7ヶ月、34年前のバイクで出来る範囲で楽しみます。ヘッドライトもLED化を試みたが、電源の負荷が軽く電圧変動が大きすぎ実用出来ず。未完の5%はフロントフォークのトップが2代目タイプであることシートが復刻版イーハトーブのものでオリジナルと違う。この5%はゆっくり探して手直ししよう。
ハンドル巾は広いが全体はスリムで重さも98Kgと軽く、何と言ってもタンクのデザインとカラーリングが気に入っている。